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バカで暇人

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 では今日もまた書くことから・・・
 いつのことだったか随分と前の話になるが、ブログってなんだと知人から聞かれたことがあった。通り一遍の答えをすると、そんなことをやって何になるんだと詰問でもするように畳み掛けてきた。俺にも分からないからやってみただけだと言うと、暇だなあお前もと笑われて話は終わった。先日も連れに、ブログをやってみてどうだったのと聞かれ、別にどうということもなかったし、これから先も何もないような気がすると言うと、結局ミクシーや何かで友達の輪でしかなかったのかなあ、と言った後フロントガラスの先をぼんやりと見つめていた。言われて見れば妙に肯ける言葉のように思えて、まあ、そうかもな、と呟いたままそれ以上何も言えなかった。
 最近、「ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言」という本が面白いと言う情報を知った。近いうちに読んでみようとは思っているが、題名からして書かれていることは大凡想像がつく。確かにネットは今、あの頃の喧騒からすれば小康状態に入ったのかも知れない。果たしてそれが快復に向かっているのか、あるいは悪化していくのか僕には分からない。僕の周りでもネット離れは加速しているような気がする。田舎に住む僕自身も、取り寄せてまでして欲しい物もないし、探したい情報が常にあるわけでもない。お決まりのように天気予報を見て、ニュースを新聞と読み比べるくらいのものだ。ブログだって取り立てて訴えたいことや同意を欲しいようなことを書いているわけではないし、それこそ、ただなんとなくである。そう考えるとやはりウェブは、一部の有能な人間と仕事関係、そしてバカと暇人のものになってしまう。果たして僕は、有能でもなければ仕事にも使っていない。となると、バカか暇人かの選択になる。
 ところで僕は、ネット離れは今以上に加速していくと思っている。別に根拠があるわけではないが、周囲を見ているとそんな気がする。ただし、このまま衰退していくかというとそうでもない。それは誰もが期待を込めて思っていることに違いない。例えば、グーグルがOSを無償提供することになり、パソコンの価格も下がってくるはずである。政治的であれどうであれ今のNTTの寡占状態が解消されれば、光回線は広く行き渡り新たなコンテンツが生まれる可能性もある。潮流というのは振幅を繰り返すもので、終焉を迎えるにはまだ早すぎる。
 はあ、今日も一時間以上も書いていて疲れた。言っておくがこれは、僕が辞書を引き引きボールペンを使って紙に書いたものをネット上に打ち移したもので、決してバカでも暇人でもない証拠だ。「バカで暇人」だからである。

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